ももりん誕生までの経緯
福島市には、ふるくから吾妻小富士の斜面にうさぎの形をした残雪が表れ、種まきうさぎとも呼ばれながら、春の訪れを感じさせる風物詩となっています。
平成7年にふくしま国体が開催され、当時国体マスコットの『キビタン』が人気を集めていました。
そのころ、当時作成していた小型パンフレットをモデルチェンジするにあたり堅い雰囲気を一掃し、キビタンに変わるキャラクターを目指し、福島市民がいつの間にか覚えてしまった雪うさぎ(種まきうさぎ)を使い、キャラクターとしてデザインしました。
作成したパンフレットの評判を耳にするようになった折、名前を付ける話が持ち上がり一般公募を行うことになりました。
関係する規制(商標権・意匠権)の中から、福島のイメージ“くだものの里”を代表する「もも」と、親しみを込めた呼称の「りん」を併せた『ももりん』に決定しました。その後「りん」には「りんご」をイメージさせるということも判明し、より一層福島のPRに効果 的な結果となりました。